いよいよ4月から介護職員初任者研修がスタートします。
ホームヘルパー2級研修とは科目や時間なども大きく変わります。
そこで、介護職員初任者研修課程を受講するのに、
研修受講先の学校をどのように選ぶべきか、そのポイントを解説します。
まず、確認しておいてほしいのが、実習の有無です。
介護職員初任者研修に代わることで、実習が必修科目ではなくなりました。
しかし、養成校ではオプションで実習を行うことができるところもあります。
実習を無料でできるところもあるようです。
実習は介護の現場を広く知り・視野を広げるためにも貴重な機会ですので、
時間などに余裕がある方には実習を行うことをお勧めします。
受講先での実習の取り扱いがどのようになっているかを確認することをお勧めします。
次に学習スタイルですが、
基本的には通信講座+スクーリング(通学)という形態になるところが多いです。
必修130時間のうち、テキスト等による自宅学習の時間が40.5時間まで認められますので、
残りの時間をスクーリングで履修するという形になります。
そのため、スクーリングの受講時間を89.5時間と設定しているところが多いです。
かなりの時間になりますので、
家事や育児、別の仕事をしながらで資格を取る方も多いと思いますので、
無理なく履修できるスクーリング日程を検討しましょう。
また、介護職員初任者研修になると、修了評価のためのテストが必要になります。
学習の習熟度を測るためのテストになるので、
それほど難しい問題ではないと言われていますが、
テスト慣れしていないと不安も多いと思います。
不安な方は、このテストで不合格だった場合の取り扱いがどうなっているかを確認してみてはいかがでしょう。
補習を受けてまたテストなのか、それは別途費用が必要になるのかなど、確認しましょう。
最後に、やはり重要なのが受講費用です。
ホームヘルパー2級研修よりも2万円程度高くなると見込まれています。
比較サイトなどを上手に活用し、金額などを見比べてみることをお勧めします。
介護職員初任者研修は介護の仕事を始めるための大きな第一歩です。
ここで掲載したポイントを意識しながら、受講先選びも慎重に行いましょう。
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