介護職員初任者研修に関しての記事がみんなの介護に掲載されていましたので紹介します。
ヘルパー2級は、ホームヘルパーになるための入門的な資格です。そのヘルパー2級の取得希望者が急増しています。なぜでしょうか?
その背景にあるのが、2013年度から大幅に変更される介護職員の養成研修です。2013年度からヘルパー2級は廃止され、介護職員初任者研修というものに代わります。
ヘルパー2級が試験無しで取得できたのに対し、介護職員初任者研修ではカリキュラムの全過程終了後に筆記試験が必須となります。つまりハードルが高くなるわけです。
また、介護職員初任者研修は受講料も現行より1~2万円高くなると言われています。
しかし現行のヘルパー2級を持っていれば、2013年度以降の新制度に移行しても、介護職員初任者研修の終了者として扱われます。こうした流れから、制度改定の前に受講しようとする希望者が急増しているのです。
そもそも今回の制度変更の背景には「①位置づけが曖昧だったヘルパー2級を介護職員初任者研修という明確な介護職の入り口と定めることで、国家資格である介護福祉士までのキャリアパスを簡素化させたい」という狙いと「②介護職の人材レベルの底上げ」という2つの理由があります。
介護職をこれから目指そうと思われている方は、こうした制度変更をしっかり把握して準備されることをおすすめします。
この記事では、
介護職員初任者研修では、受講料が現行のホームヘルパー2級研修よりも1~2万円高くなるとしています。
実習が廃止された分、実技や講義の時間が長くなり、教員の確保も必要になるので、
それが受講費用に上乗せされている印象です。
受講費用も各社でばらつきが出るかと思います。
4月以降に受講される方はよく検討してから申し込みましょう。
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